2016年02月02日

雪のプレゼント2016

今年も雪のプレゼントを行いましたが、なぜか小谷の雪を持っていくと大荒れの天候に!
1月17日は町田市で大勢の子供さんに喜んでもらいましたが翌日は関東地方が大雪、村の職員は深夜の帰宅に。
1月30日の菊川市は好天に恵まれていたのに小谷の職員が到着した前日から大雨、当日も小雨の中の開会でした。

20160202-1%20%28250x187%29.jpg

開会式は会場となった西方地区センターの屋内で、菊川市のユルキャラ「きくのん」も出席して行われなした。・・・・挨拶されている方は菊川市の太田市長です。

20160202-2%20%28250x187%29.jpg

20160202-3%20%28250x187%29.jpg

小雨の中を、大勢の子供さんがソリ遊び、雪遊びを楽しんでくれました。

20160202-4%20%28250x188%29.jpg

小谷村のブースでは観光宣伝と雪中キャベツやおやき(ちゃのこ)などの販売をしました。

20160202-5%20%28250x188%29.jpg

西方地区の皆さんは、豚汁やお汁粉、うどんや焼き芋などの店を出してくれました。

20160202-6%20%28250x188%29.jpg

雪遊びの合間に行われたビンゴゲームでも大勢の子供や親が楽しいでいました。・・・・村長も参加してお菓子をゲット。

20160202-7%20%28250x188%29.jpg

20160202-8%20%28250x188%29.jpg

いつも「村長の娘です。」と紹介して、村民から彼女がかわいそうではないかと叱られている菊川市の職員、○○さんとも会うことが出来ました。・・・・ただいま「きくのん」の担当です。

20160202-9%20%28250x188%29.jpg

一月中旬から日本列島が大雪に見舞われていますが、静岡県菊川市は今年も雪が降る様子は有りません。黒田家代官屋敷の梅も咲き始めていました。・・・・じつは雪を持って行って「不要です。」と断られることを心配していました。小雨の天候は残念でしたが、子供さんに喜んでもらえてホッとしています。

2016年02月01日

荒波あんこう祭り

冬の日本海といえば、荒波が打ち寄せる糸魚川市の親不知(おやしらず)海岸を村長は思い浮かべます。あんこう鍋といえば茨城県の大洗町やひたちなか市を思い浮かべる方も多いと思いますが、日本海側では糸魚川市も有名です。村長は「あんこう」といえば糸魚川と思っています。

20160201-1%20%28200x150%29.jpg

1月24日、糸魚川市であんこう祭りを見てあんこう汁を味わい新幹線糸魚川駅と付随しているジオパルを見学し、さらに谷村美術館、フォッサマグナミュージアムを見学しようという欲張りなツアーがありました。大町市、小谷村と白馬村、上越市からそれぞれ1台バスが運行されるとのことなので、村長も早速応募したのです。

20160201-2%20%28200x150%29.jpg

当日は大荒れになるとの予報でしたが、到着した糸魚川駅には雪はありましたが青空も見えます。

20160201-3%20%28200x150%29.jpg

ジオパルの鉄道のジオラマは国内でも最大級のものの一つとのことです。鉄道模型の愛好家は自分の作った電車を持参してここのジオラマで走らせるのだそうです。

20160201-4%20%28200x150%29.jpg

20160201-5%20%28200x150%29.jpg

あんこう祭りの会場では、アンコウの解体ショーが行われ、20Kgもあるような大きなアンコウが手際よく解体されるのを見物しました。

20160201-6%20%28200x150%29.jpg

会場となった通りにはテントが配置され、あんこう汁やアンコウのから揚げ、ホタテやカキなどが売られていました。このテントは炭のコンロで買ったカキやホタテを焼いて食べることが出来ます。

20160201-7%20%28200x150%29.jpg

お昼は道の駅マリンドリーム能生(のう)の食堂で、あんこう汁の定食をいただきました。・・・・写真に撮ろうと食事を待っていたのですが、食欲が優先してしまい、口を付けた後の写真となりました。
(糸魚川駅から能生の道の駅に移動中に風と雪が強まり、猛吹雪に・・・・)

20160201-8%20%28200x150%29.jpg

昼食の後訪れた谷村美術館は一面の雪景色の中です。(この美術館には日本最高峰の木彫芸術家 澤田政廣氏の仏像「金剛王菩薩」「光明佛身」「彌勒菩薩」等10点が展示されています)・・・・建物は、建築界の巨匠、村野藤吾氏自身が手を下した建築物で、シルクロードの遺跡を模した異国風のものですが、雪の中で益々異国風の雰囲気を醸していました。

20160201-9%20%28200x150%29.jpg

石の博物館「フォッサマグナミュージアム」でヒスイや地形地質の勉強をして・・・・ボランティアガイドの方にしっかり説明していただきました。

20160201-10%20%28200x150%29.jpg

フォッサマグナミュージアムを出発して帰路に付くころは雪も小降りになっていました。・・・それにつけても1日ガイドをしていただいたボランティアの方(緑の服の方)には本当にお世話になりました。
アンコウ祭りは2月7日にも親不知のピアパークで開催されるそうです。

2015年12月28日

仕事納め2015

今日は12月28日、役所(小谷村役場も)は仕事の納めの日を迎えました。神城断層地震災害の復旧・復興に明け暮れた「本当に短く感じた1年」でした。

20151228-1.jpg

今日の役場の庭の雪景色です。雪不足でスキー場のオープンが遅れ、「胃が痛い日々を過ごした」村長もようやくホッとしています。

20151228-2.jpg

11月末には「困った時の神頼み」と、戸隠神社に「雪ごい」のお願いにも行ってきましたが、雪はなかなか降らず、・・・・「村長はしっかりお願いしなかったのでは?」などという話が聞こえておりました。

20151228-3.jpg

20151228-4.jpg

雪が遅かったおかげで、震災対応として建設中の公営住宅はずいぶん工事が進みました。3月には入居可能となる住宅がほとんどとなる予定です。・・・・村長は安心して年を越せます。

20151228-5.jpg

おかげさまで、村の若者のグループ「オタリンク」の忘年会にも顔を出し、若者の話を聞くことが出来ました。

20151228-6.jpg

ついでに、地域おこし協力隊員と集落支援員の皆さんの忘年会にも乱入することが出来ました。・・・・こちらは、厳しい指摘や意見もありました

20151228-7.jpg

そして、スキーや登山で大勢の人が年末年始を過ごす「栂池高原スキー場」に大町警察署の臨時派出所が開設され、すっかり年末の行事が終わりました。

職員が大掃除をしている中でパソコンをたたく村長から皆様へ
「皆々様に村長も小谷村も大変お世話になりました。また来年もお世話になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。皆々様良いお年を!!」

2015年12月11日

馬路村~ゆず香る杉と温泉のふるさと~

小谷村のキャッチフレーズは「緑と雪と温泉のふるさと」ですが、四国は高知県の馬路村(うまじむら)はキャッチフレーズのとおり、ゆずの香りに包まれていました。小谷村の職員や議員は何回か視察でお世話になっているのですが、村長は訪ねたことが有りませんでした。
12月の初め、高知市で開催された小谷村を題材とした写真展の見学を口実に、馬路村を訪問することが出来ました。

20151211-1.jpg

馬路村の役場です。じつはアポイントもとらず突然オジャマして馬路村の村長(上治堂司村長)さんを驚かせました。・・・・上治(かみじ)村長さんからは、ユズ製品や杉の木材製品による「村おこし」の話を何回かお聞きして、村の立地条件を一度見たいと思っていたのです。でも小谷からの距離は860Kmぐらいで時間が読めなかったのです。

20151211-2.jpg

馬路村の役場へは安芸市から30km車で50分ほど、安田町の国道55号から分かれて安田川に沿って県道12号を18km車で30分ほどかかりました。道路はまだ未改良の区間もあり大型車とのすれ違いにヒヤヒヤしました。・・・・・小谷村は糸魚川静岡構造線という大きな地質構造線の上にあり土砂災害の多いところですが、馬路村も急峻な山地の地形であり、がけ崩れなど土砂災害が多いのではないか、小谷村と同じで道路が寸断されて集落が孤立する恐れが高いとも感じました。

20151211-3.jpg

川沿いの県道を走ると、突然視界が広がり小さな盆地に出ます。石積みの斜面に集落が点在しています。馬路村は「日本で最も美しい村」連合に加盟しているとのことですが、山村の美しい風景が有りました。

20151211-4.jpg

突然訪れた私のために上治(写真)村長さんは自ら車を運転して、村の施設を案内してくれました。・・・・ユズの加工場は広葉樹の林の中にあり、大型バスで研修の方が訪れていました。ユズの収穫は終盤に近いとのことですが、車から出るとユズの良い香りがします。(近くにはユズを絞る工場もありました。)

20151211-5.jpg

20151211-6.jpg

馬路村農協のユズ製品は年商で30億円以上だそうです。大勢の女性の皆さんが働いていたのですが、私を案内する上治村長を見つけた従業員が何人も手を振って笑いかけていました。(うらやましい)・・・・上治村長さんの話ではユズの加工は女性が多く、杉の加工は男性が多いとのことですが、村民のほとんどの人がユズや木材加工に係る仕事をしており、それに加えて村外から通勤している人も大勢(100人以上)いるのだそうです。・・・・「村には仕事があるのに住民がなかなか増えない(移住する人が少ない)」と村長さんは話してくれました。

20151211-7.jpg

20151211-8.jpg

村のもう一つの産業の木材製品では、通常の建築材の他に木製ガードレールや杉材を薄く加工し貼り合せた製品や、さらに加熱・圧縮成型した製品を作っていました。写真は木製のバック(軽い)ですが、葉書に使えるウチワや名刺、名刺入れ、靴べら、ストラップなどなど数百円から数万円まで加工品が展示されていました。

20151211-9.jpg

じつは上治村長から杉材の製品を何種類も頂いてきました。(あれが欲しい、これが欲しいなどと、わがまま言ってすみませんでした。)ここに写っているのは頂いてきた一部ですが、観光連盟の窓口に飾ったり、実用品として村長室で使用しています。・・・・・ある面では立地条件が小谷村よりも悪い、人口1000名の村が地場産業による村おこしを成功させています「我が村も頑張らねば」そんな気持ちにさせる雰囲気が馬路村にありました。
上治村長には大変お世話になりました。次回訪問する時は馬路温泉や魚梁瀬(やなせ)地区を観光したいと思います。

2015年12月09日

写真展「信州小谷のロマン」

四国の高知県で小谷村を題材とした写真展が開催(12月1日~6日)され、主催者のご厚意で小谷村の物産販売と観光宣伝も行わせていただきましたので、村長も片道約800キロを車で走行して見に行ってきました。

20151209-1.jpg

20151209-2.jpg

「信州小谷のロマン」と銘うって写真展を主催したのは、高知県に在住の北村富士郎さん(右側の方)です。両親が小谷村の出身ということで、小谷村と縁があり、1年間にわたり写真展のための撮影に、高知県から毎月車で小谷村を訪れてくれました。

20151209-3.jpg

会場の高知県立美術館です。正面からの写真がほしかったのですが・・・入り口から浅い池の中の通路(左)を進むと正面玄関(左奥)があります。

20151209-4.jpg

展示場は市民ギャラリーという大きな部屋で、小谷村の「ダケカンバ」や「山ザクラ」などの枝で作った額に納められた四季の写真100枚以上が展示されていました。・・・・順路に沿って、春から順に冬までの、主に栂池自然園や村の風景の写真が展示されていました。木の枝の額は小谷村の木工所で制作されたもの(作者は先月他界)ですが、一つ一つが異なり趣があります。

20151209-5.jpg

20151209-6.jpg

額の展示写真と別に、小谷の「塩の道祭り」「雪中キャベツ」「野ブタ」「大網の火祭り」「棚田の稲刈り」などの写真がグループで展示されました。・・・・ピースサインの姉妹は「雪中キャベツ」と「小谷野ブタ」に興味を持った様子で、村長の説明を聞いてくれました。(キャベツは大好きだそうです。)

20151209-7.jpg

小谷村の「集落支援員」のNさんと研修会議で一緒だったという四国に在住の「地域おこし協力隊員」も訪ねてきていただきました。・・・・村長の左の男性は車で約3時間かけて、右側の女性は約1時間半かけて足を運んでいただきました!

20151209-8.jpg

20151209-9.jpg

廊下のスペースで、観光宣伝や特産(おたり漬、ソバ、雪どけサイダー等)販売をしました。写真の行事や風景の説明(写真技術は主催者)と合わせ販売・宣伝を行ってくれたのは、小谷村の集落支援員(今回の担当責任者。手前)や地域おこし協力隊員(奥)です。・・・・特にN集落支援員は準備から片付けまで1週間以上を高知市で働いてくれました。交代で販売員や荷物を輸送した協力隊員等を含め彼らに感謝しています。

2015年12月03日

おたりの雑木を活かすための森林フォーラム

中谷開発委員会の皆さんが「おたりの雑木を活かすための森林フォーラム」というのを開催するから、村長も顔を出すようにと連絡をくれました。山林の地主(僅か数10アールでどこが境界かも知らないダメ地主)でもある村長は、「これはためになりそうだ。」と参加したのです。

20151203-01.jpg

右から、司会を務めた開発委員会のO会長、様々な山仕事に経験の深い地元のKさん、間伐や枝打ちなど森林整備の体験学習や炭焼き(日本刀を鍛錬する松炭を作る)を生業とする地元のYさん、左端は伊那で「有賀建具店」を経営する有賀さん。

20151203-02.jpg

左側は大阪に本社のある生薬会社「㈱栃本天海堂」の、薬剤師・漢方生薬ソムリエの西谷さん、右側は山形県鶴岡市から来ていただいた「羽越しな布振興協議会会長」の五十嵐さんです。

20151203-03.jpg

有賀さん、西谷さん、五十嵐さんには講演もしていただいたのですが、有賀さんの会社が作った箪笥を見てください。色や木目がすべて異なる木で出来ています。近くの山の木60種類ほどを使って仕事をしていますが、埋もれ木(神代木)まで入れると100種類以上の木で建具や家具を作れるとのことです。

20151203-04.jpg

小谷村の議長が触っているのは桐で作ったイスです。軽くて座ると暖かさと柔らかさを感じました。会場の人達は「これが欲しい!」と発言。

20151203-05.jpg

小谷のキハダ生産組合が出荷をしている会社の職員である西谷さんは、様々な生薬の原料について話してくれました。・・・・そして「薬草では大儲けできません」と欲張り村長にくぎを刺してくれました。

20151203-06.jpg

五十嵐さんは、しなの木の皮から作る「しな布」について話してくれました。しな布は木の皮をはぎ、乾燥、煮る、漬ける、洗う、裂く、つなぐ、撚(よ)る、など20種類以上の行程を経て織ることが出来るのだそうです。・・・・そんな貴重な布を織っても専業にするほどの収入にはならないとのこと。(五十嵐さんはしな布で作った山吹色の素敵なバックとネクタイを着用してきてくれました。)

20151203-07.jpg

会場には山仕事で使った道具が並んでいました。・・・・「私たちの周りには、いい木がいっぱいあるのに使わなければもったいないと思います」という有賀さんの言葉が印象的でした。村長も周りにある広葉樹などの使い方を(一攫千金を目指して)考えようとしています。

2015年11月24日

神城断層地震から1周年(11月22日)

神城断層地震から1周年、村民の皆さんが「恐ろしい思い」「悲しい思い」をしたあの日から1年の月日が過ぎました。

20151124-01.jpg

お隣の白馬村では、震災の祈念式典が行われ私も参列させていただきました。・・・
小谷村ではこの震災により村を離れた方が今までに12名、現在も自宅に帰れない方は21世帯41名おられます。小谷村も長野県も、そして村民の皆さんも懸命に復旧・復興に取り組んでいますので、小谷村として神城断層地震に関るセレモニーを今年は行なわないことにしました。そして代わりに村長がケーブルテレビと音声告知放送で村民の皆さんに防災の呼びかけをしました。

20151124-02.jpg

【 JR大糸線「滝の平踏切」の土砂崩壊状況 昨年11月22日深夜】

20151124-03.jpg

【 地震により山側に大きく傾いた寺院 昨年11月23日】

20151124-04.jpg

【 救援に駆け付けた、自衛隊や機動隊、広域消防、長野県、国土交通省等の車両 昨年11月23日早朝】
村長からの呼びかけ
今日は住民の皆さん一人一人が防災について考えていただき、いざという時は、「まず自分が助かること」、「家族が助かること」、そして「周りの人々を助けること」をお願いします。そして、そのためにこれから説明することを今日中に実行して頂くことをお願いします。
まず自分の身の回りから、
緊急時の医薬品、懐中電灯などの照明器具、衣類や手袋、貴重品、ラジオや携帯電話、飲料水や非常食などの防災用品が使える状態にあるか、すぐに持ち出せるか点検してください。
 つぎに家の中で
消火器はすぐ使用でき使用期限は大丈夫か、火災報知機は正常に作動するか、家具の転倒防止・落下防止は大丈夫か、石油タンクやプロパンガスの転倒防止対策は大丈夫か確認をしてください。
 そして
「避難場所」と「避難する道筋」の確認、家族との連絡方法、また各集落に配置してある防災無線や非常用発電機が正常に動くか確認をしましょう。以上 村長からお願いします。

20151124-05.jpg

あれから1年、被災住宅の撤去により寂しくなった集落もあります。

20151124-06.jpg

積雪までに工事が終わるよう、地すべり対策事業と道路災害復旧事業が並行して進められています。

20151124-07.jpg

被災者用の公営住宅も建物の形が現れてきました。
改めて、この1年間様々な形でご支援をいただき、現在もご支援をいただいている全国の皆さんや、国や県をはじめとする組織・機関の方々に御礼を申し上げます。

2015年11月06日

小谷の日(銀座NAGANO)

今年も長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」で北アルプス山麓の大町市・北安曇郡内の5市町村が日替わりで、2階のイベントスペースに登場しました(しています)。
27日が小谷村の日でしたので、小谷でしか食べられない食材を持って役場職員と料理上手な「ねぇさ」(あにさも)が参上いたしました。

20151106-1.jpg

20151106-2.jpg

11時半からオープンしようとしたのですが、小谷出身の皆さんやスキー等で小谷に所縁のある皆さん、「おたりのわ」で新しく小谷と縁を結び小谷を支援してくれる皆さんが1時間も前から待っていてくれました。

20151106-3.jpg

小谷らしい料理を振る舞おうと準備をする皆さん。・・・・手前は「小谷野ブタの生ハム」を切り分けるSさん。その向うでは「そば稲荷」を作るねぇさ、さらに向こうでは「ちゃのこ」を蒸かすねぇさが働いています。

20151106-4.jpg

出来たものから盛り付けをはじめました。ねぇさが手に持っているピンクのものは「小谷のコショウ漬」です。

20151106-5.jpg

今回提供した料理を説明します。
左上が「小谷野ブタの生ハム」です。野ブタは読んで字のごとく原野でブタを放牧して育てます。運動量が豊富なので味の濃い肉になるのだそうですが、それを生ハムにして、夏は栂池自然園に避暑に上り「1年間熟成したもの」とのことです。(好評でした)
その下は「大根のコショウ漬」ですが、トウガラシを入れたキュウリの塩漬の汁に着色用の野菜をあしらうなど、つけ汁に秘密がありそうです
左から2番目は「ゆめしなの」という新種の米で作ったおにぎりです。もちろん小谷の棚田で作った新米です。
その隣は「そば稲荷(いなり)」。そばを酸味のきいたドレッシング?で和えてお稲荷さんにしたもの。
一番右側は「ちゃのこ」です。「おやき」の一種ですが、大きな特長は皮に馬鈴薯を使用しているところです。そば粉・小麦粉に加え、ゆでた馬鈴薯を練り込むことでやわらかく、もっちりとした食感になるのだそうです。当日は4種類のアンが入ったものを提供したそうです(村長が試食したのはナスとネギ味噌かな?)

20151106-6.jpg

上の料理にプラスして、T君が焼くソバの薄焼き(からし味噌とフキ味噌付)と小谷限定の日本酒(小谷錦・雨飾山)の試飲がありました。・・・・おいしい小谷の湧水のペットボトル(白馬アルプスプレミアムウォーター)も提供しました。

20151106-7.jpg

長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」も登場してねぇさ達は大喜び。・・・・予定の時間までに、用意した食材はおこしいただいた皆さんのお腹に消えた様子です。昨年は新そば、今年は小谷でしか食べられないもの、来年は何を提供するのでしょうか?

二つの防災訓練

小谷村の防災訓練は10月18日に小谷小学校をメイン会場に行われました。昨年11月に長野県神城断層地震で大きな被害を受けたこともあり、参加した皆さんは真剣に訓練に取り組んでいただきました。

20151106-001.jpg

NTTの伝言ダイヤルの使用訓練・・・「いざという時に必要」と考えた住民が多く大勢の皆さんが参加した様子です。

20151106-002.jpg

ケガの応急処置を訓練中です。傷口を圧迫して止血をする娘さんと、けが人役のお母さんです。・・・・親子で参加された皆さんも大勢いました。

20151106-003.jpg

心肺蘇生法、特に心臓マッサージはAEDの使用方法と合わせ、是非学んでいただきたいと住民の皆さんにお願いしました。・・・・消防署から救急隊員が駆けつけるのに平均15分程を必要とする小谷村では、救命処置を出来る人が居る、居ないで生と死が左右されると考えています。

20151106-004.jpg

ジャッキアップして倒壊した建物の瓦礫の下から被災した人(人形)を救助する親子です。二人で呼吸を合わせ一生懸命取り組んでいただきました。
 この他にも火災(煙)から避難する訓練や、消防団の消防ホースの延長・消火訓練、救援物資運搬競技などが行われました。
10月31日には中谷地域の自主防災組織が今年で3回目の防災訓練を行いました。避難(安否確認)訓練や救急救命訓練、消火訓練など地区の皆さんが自ら計画を立てて実施してくれました。昨年、中谷地区は防災訓練から1か月ほどで「神城断層地震」にみまわれ、多数の全壊家屋が発生するなど、大きな被害となりましたが、住民の皆さんの絆で災害を乗り越えようとしています。

20151106-005.jpg

今年も指定避難所の「やまつばき」に70名余の皆さんが避難(集まって)してくれました。

20151106-006.jpg

真剣に「応急処置・救命処置」を教わる住民の皆さん、消防団員も説明に熱が入ります。

20151106-007.jpg

消火訓練をする住民しっかりと「自分でやってみる」ことが、いざという時の備えになります。
「村長も挨拶をせよ」と地域の役員に要請(指示)されたので、あいさつをしたのですが、「いざという時(災害が発生した時)自分の命は自分で守る。自分が助かれば家族の命を守る。家族の命が助かれば御近所の人の命を守っていただきたい。」そんなことをお願いしました。・・・・災害が発生したその瞬間には消防団も消防署員も役場職員も住民の皆さんを助けることは出来ないのだから。

2015年10月29日

立山砂防と白山砂防

10月には、全国治水砂防協会の企画で立山砂防の現地研修を、姫川治水砂防協会の企画で白山砂防の現地研修をしました。

20151029-1.jpg

「立山砂防」は富山県常願寺川の上流、立山カルデラなどで行っている砂防事業を言います。事業は国土交通省北陸地方整備局立山砂防事務所が行っています。

20151029-2.jpg

10月8日~9日に立山砂防の現地研修会が開催され全国から大勢の首長さんが集まりました。

20151029-3.jpg

砂防事務所から水谷平の出張所までは、トロッコに乗せていただきました。

20151029-4.jpg

約2億立方メートルの崩壊土砂が残ると言われる立山カルデラ内(鳶崩れ)の写真です。・・・何回か見学に訪れたのですが、霧や雨に恵まれ?見ることが出来ませんでした。今回初めて全体をシッカリと視ました。

20151029-5.jpg

立山カルデラの出口に整備された高低差108mの白岩砂防えん堤(重要文化財)です。・・・・その昔は下からも見上げることが出来たと思いますが、今回は上からの写真です。

20151029-6.jpg

10月19日に白山砂防の現地研修をしました。「白山砂防」は石川県手取川の上流、白山(白山・富士山・立山は日本三名山とか)の牛首川の流域の砂防事業です。国土交通省北陸地方整備局金沢河川国道事務所の白山砂防出張所が担当しています。・・・・写真は白山砂防科学館に展示してある空中写真です。写真を見ると巨大な地滑り地のように思えます。

20151029-7.jpg

百万貫(ひゃくまんがん)の岩、昭和9年の大洪水の時、上流から3Km流れ下ったと言われる。周囲52m重さ約4800tの巨石・・・・土石流以外ではこんな巨大なものは運ばれてこないと思います。

20151029-8.jpg

別当谷の砂防えん堤群、災害復旧を無人化施行で行ったとのこと。

20151029-11.jpg

柳谷の落差工群、20年ぐらい前に見学した時は、地すべりにより落差工が破壊されていました。構造物から左側が地滑り滑動しています。

20151029-9.jpg

別当谷の上流の写真です。山全体が動いているような印象を受けました。

20151029-10.jpg

小谷の村長は「砂防事業の研修や見学をよくするね」と言われますが、この写真は小谷村の姫川の支川、浦川の稗田山崩れです。小谷村にも日本三大崩れ(富山県立山の鳶崩れ、静岡県安倍川上流の大谷崩れ、長野県浦川の稗田山崩れ)の一つが有り、国土交通省の松本砂防事務所に現在も土砂対策を行っていただいているからです。・・・・村長の中で日本三大崩れとは、「鳶崩れ」と「大谷崩れ」と、富士山の「大沢崩れ」か長崎県島原の「眉山の山体崩壊」だと思っているのですが!!