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長野県北安曇郡

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隧通し斜面対策工

最終更新日:2019年11月13日

 松本から上高地に向い奈川度ダムを過ぎてしばらく行くと、白骨温泉の案内標識があります。湯川の右岸に沿って登って行き、通称Zカーブを過ぎると白骨温泉の入り口に到着します。白骨温泉は湯川の左岸にあり白骨温泉に通ずる道路の部分だけ河川がありません、この部分は「隧通し」とよばれる天然の水路トンネルとなっているのです。

隧通し斜面対策工の画像1

 国交省職員の右肩から右斜め下の付近に天然の水路トンネルがはしっています。

隧通し斜面対策工の画像2

 斜面対策工が完成した道路路肩の状態・・・・右下に湯川の清流が見えます。

隧通し斜面対策工の画像3

 隧通し「ずいどおし」と読めば荒々しい感じが、「ついとおし」と読めば清流のような感じがしますが、この天然トンネルの入り口付近が崩壊をはじめ、湯川が埋塞したり、道路が崩落する恐れがあるため崩壊斜面の対策工が待たれていました。

隧通し斜面対策工の画像4

隧通し斜面対策工の画像5

 その、斜面対策工事が松本砂防事務所の所管で行われ今年完成しました。・・・・小谷村も砂防事業促進期成同盟会の一員ですので招待を受けました。

 「隧通し」の手前の駐車場で竣工セレモニーを行った後で、現地で松本砂防事務所職員から説明を受けました。

隧通し斜面対策工の画像6

 温泉堆積物の石灰石などが主な地山であるため、脆(もろ)く工事施行に苦労した様子です。

隧通し斜面対策工の画像7

 歩道を少し下って湯川の清流と斜面対策工事を見学しました。

隧通し斜面対策工の画像8

 中央左下に天然水路トンネルの入り口があります・・・・中央の一枚岩に見える構造物が斜面対策工事のコンクリート張です。周辺の岩に合わせ表面に起伏を付けて着色してあります。

 少し経てば自然景観に溶け込んだ構造物になるでしょう。

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