全国草原サミット・シンポジウム2
最終更新日:2019年11月7日
全国草原サミット・シンポジウムが宮崎県で開催され参加させていただきました。13日には現地見学会が開催されましたので都井岬の話をします。
天気予報のとおり朝は土砂降りの雨でしたが、野生馬で有名な都井岬に到着するころには雨は小雨となり、霧で見通しは悪いものの雨具も必要のない様子・・・・
しかし濃いガスで、馬が影絵のように見えます。
串間市の担当職員によると、草地は野芝で大きく2カ所に分かれ100ヘクタールほど、森林が450ヘクタールでここに117頭の岬馬が生息しているそうです。・・・・馬は毒草など嫌いな草を上手に残して食べるそうですが、この花は毒が有るのかな?
オオセンチコガネ(上)とセンチコガネ?(下)・・・・・串間市の職員が馬糞を掘るとゴロゴロ出てきました。動物の糞などを玉にして地中に入れて産卵し、幼虫はこれを食べ物として育つ糞虫(ふんちゅう)として有名ですね。
霧が徐々に晴れてくると仔馬や争うオス?の姿も・・・・・
すっかり霧が晴れると、広々とした草原のあちこちに野生馬の群れが・・・・オス1頭が2~3頭の雌馬を引き連れて生活しているそうです。
草原といっても、急こう配の所もあり小谷の「茅場」と同じような印象を受けました。草丈の長い所や灌木(かんぼく)が侵入しているところは野焼をして草原を維持しているとのことです。・・・・つぎは川南湿原