全国草原サミット・シンポジウム3
最終更新日:2019年11月7日
都井岬から車で2時間半ほど大分県側に走った所に川南(かわみなみ)町があり、住宅地のすぐそばに国指定天然記念物となっている「川南植物群落」があります。
面積が約3.3haの湿原に約50種類の希少植物が生育しているということです。
忍び返しのフェンスに囲まれています。フェンスの上部にはバラ鉄線まで付いていました。・・・・ボランティアの方に話を聞いたところ貴重な植物の盗掘が後を絶たないため、フェンスと監視カメラにより保護しているとのこと(サギソウやトキソウ、ネジバナなどミニ盆栽にしたい花が沢山あります)
管理棟の広場で、湿原の説明を受けた後に見学会を行ないました。(都井岬から移動の間は雨が降っていて、会場の地面も濡れていましたが幸いなことに雨は上がりました。)
湿生植物は草刈り(草の搬出)や火入れによって維持管理されているのだそうです
ここでしか見ることができないホシクサ?(トンボを追いかけていて説明をよく聞かなかった)
中央の白いのがトキソウ
ネジバナかな?
上は小谷村にもいるシオカラトンボ、下は小谷村にはいないベニトンボ・・・・村長は子供と同じで動くものが大好きなので植物の説明は耳に入らずトンボを追いかけていました。あまりに小さくて写真に写らなかったコフキヒメイトトンボも見ましたよ。
小谷村には栂池自然園や天狗原の高層湿原と高山植物群落も有るので、「草原・湿原のサミット・シンポジウムが出来る」と気を良くした村長です。