山林内はツキノワグマの生息地です。入山の際は安心・安全のための備えをお願いします!
最終更新日:2025年7月8日
北アルプス地域一帯に「ツキノワグマ出没注意報」が発令されています。
令和7年6月22日(日)に大町市の山林でタケノコ採り中の男性がツキノワグマに襲われる事故が発生しました。小谷村にもツキノワグマが多く生息しており、集落内や民家付近での目撃情報が多く寄せられています。
小谷村は塩の道をはじめとした、観光施設の多くが山林内にあるためお出かけされる際は、ご自身の身を守るため、十分な対策や注意をお願いします。
7月に入り、栂池ウッドチップロード周辺でクマの目撃情報が多く寄せられています。付近へお出かけされる際は、音の出るものを携帯し、周囲の様子に十分注意を払ってください。
山の中では、どこでクマと遭遇してもおかしくありません。遭遇しないための対策を必ず行いましょう!
朝夕の行動は避け、複数人で行動しましょう
・朝夕はクマが活発に活動します。この時間帯に山中に入ることは避けましょう。
・1人でなく複数人で行動し、食べ物やゴミは必ず持ち帰りましょう。
クマ鈴、ラジオ、笛などを携帯してヒトの存在を知らせましょう
・クマは聴覚や嗅覚が人より優れています。クマ鈴、ラジオ、笛など音の出る物を鳴らしながらクマに人の存在を知らせる対策をしましょう。
・クマ鈴等の音の出る物は万能ではありません。過信せずに周囲の気配に常に注意しましょう。
クマの存在を意識しましょう
・クマの足跡や糞などを見つけたら引き返しましょう。
子クマを見つけたらそっと立ち去りましょう。
・母クマは子クマを守るために、人へ攻撃することがあります。子クマを見かけたらそのままそっと立ち去りましょう。