最終更新日:2026年1月1日

中村 義明(なかむら よしあき)
第8代村長に就任(自:平成31年4月27日~在職中(2期目))
あけましておめでとうございます。
令和8年、村民のみなさまには、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
また、日頃の村政運営に対しまして、深いご理解とご協力を頂いておりますことに、改めて感謝を申し上げます。本年が、すべての村民の皆様にとってご健康で幸多き日々となりますことを心からお祈り申し上げます。
昨年を振り返りますと、新年となり平穏な船出と思っていたところですが、1月28日に埼玉県八潮市の道路で下水道管の破損による陥没事故が発生し、1名の方が巻き込まれてお亡くなりになるといった痛ましい事故が発生しました。二次災害の発生が危惧されるなどして、被害者の救出がなんと5月までかかったことは、都市部にある大規模な下水道管の管理徹底がいかに難しいかを露呈させた災害でありました。また、2月には、岩手県大船渡市で大規模な山林火災が発生し、こちらも鎮火まで40日間を要し、3,370haが焼失してしまいました。時をほぼ同じくして上田市でも100haを焼失する林野火災があり、この時期雪に覆われている当地域では考えられない事態に驚いたところであります。
全国的には、どうしても災害・事故などの情報となってしまうところは否めませんが、注目された事としては、大阪関西万博が開幕し、半年の期間中2,500万人の皆さんが訪れたとのことでありました。村内からも大勢の皆様が出向かれたのではないでしょうか。
そして10月には、日本の憲政史上初となる女性の首相が誕生しました。高市早苗首相には、現在も、そしてこれからも大きな注目が集まっていくことと感じております。
小谷村においては、平成7年の梅雨前線豪雨災害から30年の時を刻むこととなり、7月11日にシンポジウムを開催いたしました。当時の記憶を決して忘れることなく語り継いでいくための大切な機会となりました。
また、11月29日には、大糸線南小谷駅と中土駅が開業90周年となりました。地域公共交通の基幹となる鉄道を長年支えてきた駅舎のイベントということで、村内外から大勢の方にお越しいただき、お祝いをすることができました。改めて、大切にしていかなければならない思いを共にすることができ感謝の極みであります。
一方で、国際情勢においては、アメリカ大統領にトランプ氏が就任し、米国の貿易赤字を国家の緊急事態として、4月に輸入品の関税を課し、貿易赤字国に対しては、より高い相互関税を課すなどの政策を次々と打ち出しました。このことが結果的に世界経済全体を押下げた要因となっております。
また、今なお続いているロシアとウクライナの戦火には終息が見えず、イスラエルとハマスにおいては、米国の仲介によって停戦が合意され、人質の解放などの動きはありましたが、停戦後も犠牲者が出ているとの報道があり、この2つの戦火が治まるのはいったいいつになるのだろうか気を病むところであります。
さて、この冬のシーズンを迎えるあたり、期待された雪は、昨年12月早々に小谷村を一面の銀世界に変えてくれましたが、その後の降雪はなく雨に見舞われるなど、年末にかけての積雪は十分とは言えない状況でありました。しかし、降雪機などを駆使した事業者の皆様のご努力によって、スキー場では近隣の中でも群を抜いてお客様からお越しいただけているとのことであり、毎日大変お忙しい中での年明けになっていることと思います。
小谷村を含むハクババレー一帯では、世界水準の観光地としてインバウンド需要も含めた新たな環境下でお客様をお迎えしておりますので、事業者の皆様方のご努力、ご尽力には重ねて敬意を表するところであり、今年も村といたしましては、冬の主産業である観光事業の振興に向けて、力強く情報の発信をするよう努めてまいります。
また、本年、年度替わりに合わせて、小谷村では、雨中月岡バイパス開通に伴う旧道活性化策の一助として、拠点とすべく施設について検討を進めていくほか、当村への移住定住を希望される方が多いことから、課題となっている住環境整備についても民間活力を高めながら村でできることについても進めていきたいと考えております。
結びに、令和8年は「丙午」年です。干支の読み解きを見ますと、丙も午も火にまつわる干支のようで、勢いの強さや激しさ、情熱を象徴する年とのことであります。一方で、勢いがあるがゆえに冷静さを保つことも必要と言われているようであります。干支のいわれに頼るわけではありませんが、本年度進めていく村の施策については、情熱を持って取組みたいと思いますが、小谷村が前に向けて勢いよく進むためにも、冷静な判断の元で着実な道筋を示すことが大切なことですので、心してまいりたいと考えております。
私も職員も、村民の皆様ともどもチーム小谷として一丸となり、着実な成長を遂げる小谷村となるよう引き続き務めてまいります。
そして、村民の皆様が健康で「明るく!楽しく!元気に!」過ごされ、災害の無い穏やかな年でありますことを心からご祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。
本年もどうぞよろしくお願い申しあげます。