最終更新日:2026年2月1日

中村 義明(なかむら よしあき)
第8代村長に就任(自:平成31年4月27日~在職中(2期目))
2月、如月が始まりました。
毎年、降雪量の心配をして迎えるスノーシーズンですが、今シーズンは、年末年始を過ぎても例年の半分くらいの量しか降っていないのではないかと思っておりましたところ、10年に一度の寒波が来るといわれた1月22日以降にあった降雪によって、26日現在で小谷村の積雪深は163cmとなっており、ようやく小谷村らしい冬景色に戻ったところであります。
このように、毎年降雪量の話をするたびに、温暖化の影響はあるのかどうなのかと思っていましたので、気象庁で記録が残っている42年前の1984年からのデータを少したどってみました。いずれも今年を除いた1月25日で見ていますが、最も積雪が多かった年は、2006年の162cmで、最も積雪の少なかった年は、2020年で、なんと0cmとなっていました。
いわゆる56豪雪と言われた1981年のデータは気象庁での記録にはありませんでしたが、当村に記録してあるデータを見てみると205cmとなっていましたので、その差が見て取れるところであります。また、6年前の0cmは、確かに積雪のなさが大きな課題となり、その後に大規模な事業者支援をしたことが蘇ってきました。
以降の年は、積雪深が多い年もあり少ない年もありますが、1984年からの10年間平均では109cm、2016年からの10年間を平均しますと92cmとなっていますので、数値的には降雪量が少なくなってきていると見てもおかしくはありません。しかし、雪の恵みが完全に途切れることなどは、まだ考えに入れなくてもよいのではないかと推察できますので、事業者の皆様には、冬季スキーシーズンの集客にご尽力いただければと感じております。
その上で、冬季観光シーズンのメインとなるこの年末年始に各スキー場へご来場いただいたお客様の入込状況について、調査値が出てきましたのでご報告いたします。
栂池高原スキー場は、64,934人。
(前年比124.2%)
白馬乗鞍温泉スキー場は、27,960人
(前年比244.5%)
白馬コルチナスキー場は、19,932人
(前年比106.1%)
となりました。
いずれも昨年12月27日から本年1月5日までを年末年始として見た数値であります。その後の1月6日から8日までの入込客数を見ましても、3スキー場全体で26,533人、対前年比151.1%の入込でありました。
今年は、年末年始が9連休となり、分散した傾向はみられたものの、全体では112,826人の入込となり、昨年の82,522人を3万人以上も上回る皆様からご利用していただき感謝の極みであります。
改めて、お越しいただきましたお客様には心から感謝を申し上げるとともに、ご尽力いただきました全ての事業者の皆さまに御礼を申し上げます。
次に、1月の行事についてご報告いたします。
毎年恒例となっております小谷村賀詞交歓会が1月14日に行われました。経済など各界の皆さんと本年の抱負を語る行事は、熱のこもったものであり、今後の小谷村の産業振興に期待を馳せるものでありました。
また、正月の恒例行事である「どんど焼き」、正確には「せいの神」というのでしょうか、各地で色々な呼び方をしているものと思いますが、私の地元では1月11日に行われ、無病息災や五穀豊穣、厄払いもかねて厄年の人がミカンをまくなど、燃え盛る炎と共に一年の始まりを感じる行事でありました。
次に、1月31日には、友好姉妹市村盟約を結んでおります静岡県菊川市に雪のプレゼントを持ってお伺いし市民の皆さんに楽しんでもらう行事をおこなっております。また、(本日)2月1日には、菊川市小笠地区にあります黒田代官屋敷梅まつりに、小谷村ブースの出店をし、雪中キャベツなどの販売とともに、市民の皆さんと親しく交流をしてまいるところであります。
ところで、昨年、菊川市とは旧小笠町時代に結んだ友好姉妹町村盟約から25周年となり、菊川市になってからも20周年の節目の年となりました。加えて、同じく友好姉妹町村盟約を結んでいる千葉県白子町においても町政施行70周年の時を刻むこととなり、いずれも引き続き友好の絆を深めていくよう訪問したところであります。
また、海外友好姉妹都市として交流しているイギリスのオタリーセントメリーやニュージーランドのマールボローにおいても本年が記念の節目となりますので、それぞれ引き続き強い絆となるよう企画してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
さて、冒頭から申したように、本年の積雪深自体は例年並みになって推移しているところでありますが、やはり心配されるのは毎年起こっている雪崩等による人身被害であります。
近年は、隣村とも併せてインバウンド需要が高まっており、バックカントリースキーで高山帯や沢筋まで入り滑走するお客様が増えている様相は毎年お話しをさせていただいておりますが、スキー場のように滑走規制の示されたところではない場所での雪崩は大変危惧するところであります。雪崩情報などに注目してもらうとともに、今後も事故のないシーズンとなることを心から願うところであります。
結びに、2月に入りますと、暦の上では立春を迎えますが、小谷村では、1年で最も寒さが厳しい月となります。先ほど来申しているように近年の気象状況では様変わりも見られますが、白い世界が広がり、厳しい冬の中でも元気に笑顔で暮らす村民の皆様であることが望むところであり、皆様が「明るく!楽しく!元気に!」活躍されますことを心から願っております。
小谷の春には今しばらく時間がかかりますが、すべての村民の皆様がお体ご自愛いただき活躍できることを切に願い、今月のあいさつといたします。