最終更新日:2019年12月4日
平成27年11月2日付けで、ギフチョウ、ヒメギフチョウが小谷村の天然記念物に指定になりました。
ギフチョウ・ヒメギフチョウは両種ともチョウ目アゲハチョウ科ウスバアゲハ亜科ギフチョウ属分に分類されるチョウです。
本来日本ではギフチョウ・ヒメギフチョウは棲み分けをしており、この二種の分布境界線はルードルフィアラインと呼ばれています。
小谷村北部はこの分布境界線上に位置しており、ギフチョウ・ヒメギフチョウの両種が同時に生息している日本でも稀少な地域です。
今回の天然記念物指定と同時に文化財保護条例が改正され、卵塊、幼虫、成虫など採取すると罰則規定が適用されることになりました。無許可で採取している所を見つけた場合は小谷村教育委員会までご連絡下さい。
ギフチョウ・ヒメギフチョウを小谷村のかけがえのない財産として保護し、次の世代へ残していきましょう。