黒川諏訪神社 社叢

黒川集落の中央に位置し、杉の巨樹を中心とする140本余の社叢である。とくに桧が多く、小谷村の諏訪神社ではめずらしい生態を保っており、この社叢の特色といえる。黒川諏訪神社は建御名方命、八坂刀売命を祭神とし、相殿は誉田別命、手力男命、素盞鳴命を祭神とする。黒川集落は、小谷村の中でも早くから開かれた地といわれるだけに、神社の由緒は深いと思われ、歴史を感じさせる社叢である。

（平成21年7月23日指定）