最終更新日:2019年11月7日
村長だけが訛るのか、小谷の人が訛るのか、キワダと言っておりますが、漢方薬の黄檗(おうばく)はこの木の皮です。その、皮だけでなく木も利用しようという計画が進行中です。
夏、土用のころ、木を伐り樹皮を剥ぎます。
表皮の黒い部分を取り除き黄色い皮の部分を乾燥して出荷します。
残された材木はそのまま腐敗するに任せていたのですが・・・・
材木も黄色がかった褐色で趣があるから利用しようと・・・・一年間寝かせた(捨てておいた)木を搬出して製材しました。
切断した断面は外側の黄色から内部の褐色に変化する色合いが綺麗です。
その板でコースターやドア(下の板張りの部分)を作って寄付していただきました。村長室の茶たくや役場の会議室のドアで村民に周知を図っていますが・・・・さらに学校の勉強机もこの板を使用したものを寄付していただきました。生産組合の皆さん、木工所の皆さんありがとうございます。