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長野県北安曇郡

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芽吹きを待つ野火(のび)つけ

最終更新日:2021年5月20日

 小谷村は、毎年12月から翌年4月にかけて雪に覆われた生活となります。近年は、総降雪量が例年並みにあっても雪解けは意外と早いなど、地球温暖化の影響が積雪量にも表れてきています。今年は特に3月の融雪が進んだように感じており、その分春の芽吹きが早かったように感じました。

 小谷の春の風物詩と言えば、茅場の野火つけ(野焼き)が行われます。

 茅の生育や茅場の保全、更には野火つけ後の植生の保全などを目的として、先人の知恵が詰まった行事であります。

 小谷村には文化庁の「ふるさと文化財の森」に指定されている「牧の入」茅場の野火つけが広く知られていますが、茅場を持つそれぞれの地区でもしっかりと管理されながら野火つけが行われています。

 役場の上部に広がる「しょくの原」というところでも先般野火つけが行われました。

 姫川を挟んだ対岸にある「眺望の郷」から見ると、茅の焼けた黒い地肌の跡に「小谷」の文字が2か所浮かび上がっています。

 なかなか粋なはからいですね!今しか見られない眺望を写真でお楽しみください。

 

写真(1)(眺望の郷から見る茅場の野焼き跡に小谷の文字)

 

茅場 

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