小谷村長
中村 義明(なかむら よしあき)
第8代村長に就任(自:平成31年4月27日~在職中(2期目))
令和8年 5月のごあいさつ
5月、皐月が始まりました。
例年になく積雪深が少なかった小谷の地においては、見る見るうちに春の様相が進み、役場前の桜においては、4月10日頃からほころび始め、18日には満開を迎え24日には見ごろを過ぎるといった感じでありました。昨年が23日頃に満開で28日には花吹雪と記してありましたので、花の季節感では一週間ほど早く進んでいるようであります。
また、周辺の野山では、新緑も色濃くなってきており、いよいよグリーンシーズンの始まりといった機運で、寒さに背中を丸くしていた時節から変わって、足取りも軽く田畑等に向かわれている方も多いのではないかと推察しております。
加えて、ちょうど春の農繁期を迎える頃には、小谷らしい深い味わいの山菜がいよいよ顔を出し、今しか味わえない旬の味覚として、村民の皆様の食卓を賑わしている時期でありますので、季節の移ろいを両面で堪能できていることと推察しているところでもあります。
そんな中、先月末よりゴールデンウィークが始まりました。今年は休みの並びで平日が多く、5連休しか取れないという方が多いように言われています。しかし、最長では有休を合わせて12日間取得し海外に向かうといった報道もなされていましたので、当村へも多くのお客様からお越しいただけるものと考えております。
しかし、燃料や物価の高騰など、観光では近場を選択する人が多くなる傾向にあるようですが、当村におけるこのゴールデンウィーク期間中のお客様は、シーズン最後の春スキーに訪れる方々や新緑を楽しみにお越しいただく皆様が多いので、例年どおりの誘客数であることに期待をするところであります。
また、5月3日は、毎年恒例の塩の道まつりが行われます。小谷村が大切にする塩の道は、全国に誇れる古道で、当日は多くのお客様から歩いて楽しんでいただけるように、地域の皆様にも「ふるまい」などでご協力を頂いており、今年も好天に恵まれて開催できることを切に願っているところであります。
さて、当村の主産業となる観光事業では、春スキーが終わりますといよいよグリーン期の観光へと切り替わってくるところでありますが、毎年出している、シーズン3月末までの当村3スキー場を訪れていただいたお客様の入込状況がまとまりましたので、ご報告いたします。
12月からの合計で栂池高原スキー場は392,751人。白馬乗鞍温泉スキー場では、117,487人。白馬コルチナスキー場では、137,143人でありました。3スキー場合計では、647,381人となり前年比で116.4%の入込状況となっております。
今シーズンは、1月に降雪量は多かったものの、2月3月と例年になく降雪量が少なかったため、最終的にどのような結果となるか気を揉むところでありましたが、前年を大きく上回るお客様からお越しいただきましたことは、感謝に堪えないところであります。
また、訪日外国人(インバウンド)需要につきましても、旺盛な来客数であったと聞き及んでおりますので、今後のグリーン期に向けても、期待をするところであります。
特に栂池自然園や塩の道は、全ての皆様方に誇れる小谷村の観光資源でありますし、歩くといった点でも受け入れられるポテンシャルになっていると感じていますので、国内外のお客様から選ばれる小谷村としての機運を高め、事業者の皆様共々、村の主要産業を更に盛り立てることに繋げていきたいところであります。
次に、4月からそれぞれ新年度が始まりました。
認定こども園小谷村保育園では、13名の新しいお友達が入園し、ゆり組、ばら組、すみれ組、さくら組、そして、つくし組の5クラスで園児55名となりました。また、小谷小学校に17名の児童が入学し全校児童97名に、そして小谷中学校でも17名の生徒が入学し、全校生徒47名となりました。村の将来を担う総勢199名の子どもたちが、多くの夢を描き、しっかりと成長し、活躍してくれることに期待を寄せるところであります。
また、小谷村と白馬村、両村が白馬山麓事務組合を通じて支援している白馬高等学校でも入学式が行われ、本年51名の新入生を迎えることになりました。近年、特色ある高校として、全国を含め多くの生徒が目指してくれるようになり、地域が支える県立高等学校として取り組んできた募集活動が、成果となって実績に結びついておりますので、北アルプスを臨む麓の学び舎で成長してくれるものと感じております。
ところで、小谷村では、「こども家庭センター」を設置し、妊娠期から18歳まで、子育て世代の皆様を支えるために、助産師や保健師、保育士などがそれぞれの不安や相談事などに寄り添ってサポートしてきており、ご利用いただいた皆様からは、感謝のお言葉をいただいております。今後は、子育て支援センターにおいて「誰でも通園制度」や「RSウイルス母子免疫ワクチンの定期接種」「妊産婦等に対する遠方の分娩取扱施設等への交通費助成」などが、新規にあるいは拡充して始まります。また、「一時預かり事業」については、小谷村保育園に場所を変更して引続き事業展開してまいりますので、お気に留まるようなことがございましたら、ご相談いただくなどしていただきますようお知らせいたします。
また、おたりつぐらには、地域活動支援センターもあり、多様性の時代にマッチした様々な支援体制の下で、皆様の暮らしを支えてまいりますので、重ねてお願い申し上げます。
結びに、冒頭にも申しましたが、いよいよ新緑がまぶしく映える季節となってきており、これから芽吹く旬の味わいを楽しみにしていらっしゃる皆さんも多いのではないかと感じているところであります。また、圃場では田植えの時期を迎えることになり、稲作農家の皆様には、準備などでお忙しい日々を送られているのではないでしょうか。
そんな今どきは、奥山に入る機会も増えてきます。全国では、クマによる人身被害の報告もありますので、細心の注意を払って入山をお願いしたいところであります。
また、大きく報道等もされているように、全国では大規模な林野火災が発生しています。先般、当村でも野火延焼による火災が発生しておりますので、慣れていることとはいえ、ちょっとした油断が大きな事故につながることになります。十分にご注意いただきながら日々をお過ごしいただきますようお願いいたします。
村民の皆様には、引き続きご自愛いただき、笑顔で、「明るく!楽しく!元気よく!」活躍されますことをご祈念申し上げまして、
今月のあいさつといたします。
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